2008年7月27日

Aperture2 & GPS-CS1KSP

先月のグランドサークルツアー前に、yamakenさんのススメに従い、
日本からわざわざニャマヌラ氏にGPS-CS1KSPを購入&持参してもらいました。

GPS-CS1KSP

御利益は前4エントリ&Flickrアルバムの通り、撮影場所を
地図情報として写真に埋め込めるので、効果、満足度ともに抜群。
Photographerの必須アイテムだろう、とまで思ってしまうほど。

 

ボクはOS雑食科なので、自宅ではMacメインでVistaサブ、
サーバはGentoo Linux ;-)

その流れで、写真管理・補正はMacでAperture2という環境ですが、
このSONY製品はバンドルソフトがWindowsオンリーなのです。
故に、Macで同じことをやろうとすると作業が煩雑になってしまいます。

素晴らしいGPS製品なのに、なんとも惜しいことだ。

Workflow_v1.png

 

デジカメからAperture2に直接取り込んで、補正と管理、そこから
幾つかの写真はAperture2から直接Flickrへアップロードしてました。


この、スマートなフローが「GPS情報を組み込む」作業を追加した
事により、上記の具合に崩れ去ってしまいました。

 

一番気にくわないのは、デバイス類(カメラとGPSユニット)から、
マッチングの為に、それぞれの生データを一時フォルダに取り込ま
なくてはならない事。

このフォルダ上でGPS BabelとGPS PhotoLinkerを使ってGPS情報
の埋め込みをした後、Aperture2にようやく「取り込み」となります。

 

 

うーん。イケてない。

イケてないよ、コレ。

 

 

でも、ここでふと思った。

 

アメリカ人が、こんな面倒な事を自らススんでやるかなぁ。と。
彼らなら、もっと合理的なやり方を見つけるハズだよねぇ。



GPS情報付きの写真なんて、FlickrにもPicasaにも沢山あるし、
そもそもSONY以外のGPSユニット(Garminとか、色々)の方が、
アメリカでは主流なのです。だからSONYのバンドルがWindows
オンリーなんてのは全く関係ない。絶対なんか別のフローがあるハズ!!

 

 

「フォース(英語)でもう一度ググってみるのだ」

 

 

オビワンからの声が聞こえた。
確かに聞こえた。ような気がした。

 

 

 

あるやんけ

 

 

 

GPS情報埋め込み = Geo Taggingというキーワードに辿り着くのに
少々時間が掛かりましたが、素晴らしい記事が見つかりました。

 

 

 

このアプローチに従えば、

 


  1. デジカメから直接Aperture2に取りこめる
  2. Aperture2のライブラリを、外部から編集(GPS情報を追加)できる
  3. なによりAperture2を、写真管理フローの中心に置いておける!

 

これだ。欲しかったのは。

 

 

 Workflow_v2.png

 

 

 

非常にスマートです。

 

この素晴らしいフローを実現してくれるのが、Ovolab Geophoto
というアプリケーションです。たったの、$24.95。

一点だけ、「既知の不具合」として挙げられるているのは、Ovolab Geophoto
上で写真を拡大する時、一部のファイル(NIKONの.NEFも該当だった)で、
写真本体じゃなくて、粗いサムネイルファイルが拡大されてしまうというモノ。

 

自分の場合、OvolabはGPSデータの組込にしか使わないから問題ナシ。

開発者はコレを既知の問題として認識しており、将来のリリースで修正する
そうです。直ったら別の使い方ができるかもしれないから、律義にしっかり
修正してください。(_ _)

 

This is a known problem with some RAW image formats, like Nikon .NEF, that are TIFF-based, and look superficially like TIFF files, confusing Geophoto's preview feature into loading the low-resolution thumbnail embedded in the file, rather than the real thing. We plan on addressing this issue in a future release.

引用: Ovolab Forumより

 

備忘録も兼ねて、具体的なワークフローを以下に纏めてみました。
上記リンク先の英語情報と基本的には同じ事を言っています。

どこかの誰かのお役に立てば良いな、と。 (-人-)

続きを読む "Aperture2 & GPS-CS1KSP"

2008年7月13日

ボクの夏休み1(グランドサークル:Photolog編 Part 3)

さて、これで最後です。
付き合ってくれた人、ありがとう(-人-)
ここから読み始めた人、3エントリーぐらい戻ってください(_ _)


旅もいよいよ終盤です。


ここで、道無き道を進んで行く、Alstrom Pointへ。
どうもブリトニー・スピアーズがビデオクリップをココで撮影
した様で、なかなか壮大な景色が広がっていました。

Alstrom Point

久しぶりに、水モノの撮影です。

4WDで縦にグワングワン、横にグオングオン揺られて走りました。
さすがにマニアックな部類に入るのか、すれ違う車も皆無。
ポイントには我々以外の人間はいませんでした。

眼下には、ボートツアーの船や、ジェットスキーを楽しむ人が
見渡せましたが、この妙な優越感はたまりません。

Alstrom Point


で、世界の中心から何かを叫んでみました。




ここで近場を廻って、ツアーの実質的な最終日を迎える
のが、ありがちな展開ですが。。。

ここから、あえて2.5h走って、Grand Canyonへ向かいました。
実は両親を連れて4月にも訪問しているので、なんと3ヶ月足らずで
再訪問という、極めて贅沢な状況でした。


Grand Canyon
なんか、4月の時よりも、さらに緑さ加減が増しています。
グランドキャニオンつぅと、赤茶けた絶壁のイメージだったのに、
実物はずいぶんと違って見えました。

TED_2196
カメラの性能に任せて、前回悔いの残ったポイントで撮影しました。


ということで、ここで終わり。
一週間ちょっと、酷暑の中を延々動き回って撮影してきましたが
ほんとに楽しかった!


今回、新しいカメラと一気に沢山の撮影を経験しましたが、
やっぱイイ。どんどん感性を引き出してくれる、NIKON D3
しばらくパートナーになるのだ。よろしく頼む。


またこういう旅ができると良いなと思いつつ、カリフォルニアの
最高の気候、最高の環境に戻ったのでした(笑)




あ〜、すげぇ贅沢。






旅のアルバムはこちら




[番外]
今回、全力で撮影してきました。
コレ、Photolog1にある、トップの写真を撮影中の姿。

DSC_0104.jpg


自分じゃ全く気がつかないけど、銃を構えるようにカメラを
構えて被写体を狙っているらしい。

DSC_0052.jpg


いずれも嫁撮影。(おさがりNIKON D80にて)

ボクの夏休み1(グランドサークル:Photolog編 Part 2)

おいっす、続き行きます。


翌日は、個人的に一番期待感が大きかったMonument Valley

ずいぶん昔に、Back To The Future 3を劇場で観て以来、この手の
荒野には妙な憧れがありました。

しかも、なんかスピリチュアルな場所っていうことで。

ニャマヌラ氏が、SHIHOのモノマネをリピートしており、脳内で、
このロケーションと妙なリンクをしてしまいました。
(注釈) SHIHOがMonument Valleyを訪問するドキュメンタリーがあったらしい。

この旅で、すごく沢山の壮大な景色を目にしましたが、
Monument Valleyには特別に強い印象が残っています。



写真から何かを感じませんか?
あ、感じない? あ、そう。

なんかあるのよ、ワタクシにとっては。
大地の力ってやつでしょうか。


また、行きたいですねぇ。


到着日は、うっかり夜更かししてしまいましたが、
翌朝、何とか起きて朝日を狙いに行きました。

とにかく、何をどう撮っても絵になる。
この朝は、すばらしい、の一言に尽きます。


ほらほら、そろそろ上の写真観て何か感じて来たんじゃなぃデスカ?
え、まだ来ない? あ、そう。


とても美しい朝でした。


今回は自分たちのレンタカーで回りましたが、ビジターセンターから
ツアーも出ています。結構高いです。

おまけに・・・トラックの荷台に座席をつけたような乗り物で、埃だらけ
の未舗装道を走る訳ですから、そりゃ、もう、大変な埃のたち具合で、
そんな観光客を見ているだけでくしゃみが出そうになりました。
せめて、ガラス窓ぐらいつけてあげればいいのに。

コンタクトの人要注意。カメラ要注意。


この日は、このままPageまで向かいました。
で、ある種、Photographerにとっては、一大イベントであろう
Antelope Canyonに臨みます。


ニャマヌラ氏の綿密な計画により、ちょうど真上から太陽が差し込む
季節、そして時間帯のツアーに参加する事ができました。



キレイすぎて意味がわからん。

是非、ここのアルバムは見ていって下さい。コレ
いわゆる神秘的な、幻想的な空間が広がってます。


この日は、夕方Horse Shoe Bendへ行って終了。

TED_2034

とりあえず・・・・・

TED_2020
瞑想してみた。


このままPart 3に続きます。


旅のアルバムはこちら

ボクの夏休み1(グランドサークル:Photolog編 Part 1)

この手の話は、放置しておくといつの間にか数ヶ月が過ぎます。
ここらで写真を中心に旅の記録を少し。ご紹介したく候。


Las Vegasを出発後、結局ほぼ「通過」になってしまいましたが、
Zion National Parkへ。今思い返すとこの日の「空」が、「雲」の
感じが、全行程を通して最高でした。

で、同日Bryce Canyonに向かった訳なんですが、途中でなんとパンク。
デカイ車のタイヤ交換なんて初めてだったので、四苦八苦しつつ、皆で
文字通り力を合わせてクリア。。。ほんと、もぅ。


Bryce Canyonに到着後、夕食を摂った後、夕日攻め。
が、一番キレイな時間帯が終わりかけてました。(●口●) !!


ご飯、後にすればよかった・・・


夕日って、ほら、周りの山とか丘の高さによって光の差す加減が変わる
じゃないですか。日没時間が決してシャッターチャンスじゃないと。
なんかの本に書いてたけど、今回、実際に悔しい思いをして覚えました。



やむを得ず、ホテルに戻り、裏の池で撮影。
気軽な撮影のはずが、思いがけず良い画が撮れました。



もういっちょ。
短時間でこんなに表情が変わるのが、夕日時の面白さです。



で、ネイティブ風味なテント宿泊もあるようで。
キャンプの火も、星も良い感じです。


翌朝、気を取り直して、Bryce Canyonの朝焼けを攻めます。


すげ〜色になってました。
夕焼けと違って、朝焼けは結構長い時間の撮影が楽しめます。
夕日の刹那的なのも良いですが、朝は朝で良いのだよ。


Navajo Trailに臨みます。


インディージョーンズ風な景色が広がります。
ちなむと、最新作はまだ観てませんが、が。



コレ、Bryce Canyonのパンフレットには必ず載っているアングルの写真。

唯一、Bryce Canyonだけが、やや涼しさを感じるところでした。
なんか、じわっと味わう感じではありませんが、大変分かりやすい
場所だと思います。


さぁ、1エントリでまだまだ行きますよ。
おぅぃぇぃ。


パンクの後遺症に悩まされつつ(メカニック、ちゃんと直せやアホ)、
なんとかBryce Canyonを後にして、次の宿泊地 Moab に向かいます。


翌早朝、まずCanyon Lands National Parkへとコマを進めました。

TED_0944

TED_0942

撮影した後で気がつきましたが、なんとカメラの設定が・・・
ISO1600で撮影しちゃったことに気がつきます。
(注釈) 高感度の撮影モードで、画にザラザラ感が残ります。


ここで、負けてはいけない、いけないのだよ。
で、ITのお力を借りてます。ぐぉ〜、ぎゅぅぅぅ、とかやって、
あえてマットペイント風に仕上げたのが上。

仕上がったのを観て、StarWarsのどこの惑星に雰囲気が近い
のか、しばし考えてしまった。


これはこれで良いな。と。


で、お昼前から、矢継ぎ早にArches National Parkへと向かいます。
Moabからは、どちらの国立公園も近いので便利なのです。


Double Arch

Balanced Rockや、なんやらと廻って、シメはかの有名な
Delicate Archへと向かいます。

途中、そこそこトレイルを歩かねばなりません。


すごくデカぃ。

「ズゴックの下半身みたい」とか言った人、一歩前に出なさい。


うっかり見過ごしがちですが、この石のゲート、ちょーでかいのです。
下記写真で、人間のサイズと比べてみましょう。


結局、写真右上方に広がる厚い雲のせいで、抜群の夕日をとらえる事が
できず、下山しました。でも、なんだかすごい充足感に満ち溢れてました。


・・・やっぱ1エントリじゃ無理か。
次のエントリにつづけることにします。


旅のアルバムはこちら

2008年7月 7日

ボクの夏休み1(グランドサークル:導入編)

はいはいはい、こんにちは!


一週間ほどお休みを頂いて、Utah/Arizonaの国立公園をまわってきました。
これをぐるっと周遊すると、あらまぁなんとサークルになるので、
日本ではグランドサークルと呼ばれております。

旅の仲間が素晴らしく愉快、景色は超壮大ということで、大満足でした。

 

8日間の行程は下記のような具合で。

 

-------
6/20 (Fri)
San Franciscoでニャマヌラ氏と合流、Las Vegasに飛んでエイタン夫妻と合流
Las Vegas泊

6/21 (Sat)
Zion National Park, Bryce Canyon National Park
Bryce Canyon泊

6/22(Sun)
Bryce Canyon National Park
Moabまで移動して宿泊

6/23(Mon)
Canyon Lands National Park, Arches National Park
Moab泊

6/24(Tue)
Monument Valley
Monument Valley泊

6/25(Wed)
Antelope Canyon, Horse Shoe Bend
Page泊

6/26(Thu)
Alstrom Point, Grand Canyon
Page泊

6/27(Fri)
Las Vegasまで戻って、San Franciscoへ飛ぶ
到着後、らーめん晴で夕食
帰宅後飲酒、ゲスト放置で一人爆睡突入
--------

 

文字だとわかりにくいでしょう。そうでしょう。

 

サッ ヽ(゜口゜

 


GrandCircle_Route.jpg

 

動的にはこのような具合に。う~んハイテク。

 

今回、アノ人の勧めでSONYのGPSユニット: GPS-CS1KSPを持参したのです。
電源ONにしておくだけで、足跡が残るという。当たり前ながら素晴らしいガジェット。

写真にも撮影情報なんかを埋め込めて、超ナイス。超Geek。

 

 

上記地図を見ておわかりの通り、ユタ州・アリゾナ州の大荒野の中、
かなりの距離を走りました。

 

 

run_to_monument.jpg
Monument Valleyに向かって

 

run_monument.jpg
荒野を全速力で移動

  

run_johnford.jpg
John Ford Pointを駆け抜ける

 

run_horseshoe.jpg
Horse Shoe Bendまで、全力で移動

 

run_alstrom.jpg
Alstrom Point(勝手に通称: ブリトニーポイント)へ移動中

 

TED_2230
そしてゴールのGrand Canyonで、到着を宇宙に向けて報告

 

 

 

wingman-run.jpg

ちなむと、旅の仲間も全速力で移動してました。

 

 

 

たくさん撮ったお写真は、あとで幾つかコメントしてエントリしたいと思います。
とりあえず、アルバムはこちらへ。

 

ざっと2000枚ほど撮影してきましたが、毎晩毎晩せっせと
整理に勤しみつつも、一週間もかかってしもうた。

 

カメラが新しくなったのに釣られて、写真のファイルサイズが増大、
初代MacBookProには相当な負担だったようです。
堅牢なイメージだったMacがハングすること10数回。コレもぅ限界。



整理した写真を眺めて、ぼそっと一言。
ええ旅だったぁぁぁぁぁ。

2008年7月 2日

HOPE / Harem Scarem

ホントは、先週のGrand Circle旅行をエントリするはずなんだけど・・・
このアルバムの事を書かずにはいられない。

HaremScarem_HOPE.jpg

とうとう、この時が来てしまった。。。

 

Harem Scaremの、最後のアルバムとなるHOPEが日本で発売されました。
今回はどうしても日本盤が欲しかったので、わざわざアメリカまで太平洋
を横断してきてもらいました。

 

1993年にMood Swingsで鮮烈な日本デビューを果たして、はや15年。
(地味だったけど、私的には相当強烈なアルバムだった)
最初に聴いた日からずーっとMy most favorite bandでした。
これからもたぶん。いや、たぶんね。

そんな深い深い思い入れのあるバンド、Harem Scarem。
彼らの解散宣言後の最後のスタジオアルバム、HOPE。

 

もうね、中身はね。最高。サイコー。素晴らしい。
有終の美。

 

最近のアルバムは、曲は良いのに音質が・・・ぁぁ、アルバム売れてないから
お金がないのかなぁ・・・みたいな印象が残ってましたが、このアルバムは
これでもかぁっ、ってぐらい音の密度が高い。凄く良い録音状態です。

 

楽曲は往年のMood Swings/Voice Of Reasonあたりから、後期の王道
復活後のテイストがうまく融合・・・あえて、ここは昇華と言ってみる。
とりあえず、めちゃイイアルバムになってます。

各楽器のプレイも気合いを感じる。

 

アルバム本編の最後は、なんと・・・バラードで終わるという。
本当に終わっちゃったよ、みたいな。切なくなるじゃないか。

ボーナストラックの、Stranger Than Love (Acoustic)がまたイイ。
郷愁を誘います。
 

ということでベタ褒めだ。

 

足りないのは名声だけ (<- コレ、デビューCD帯のうたい文句ね)

 

ではじまって、結局、最後まで、

 

足らなかったのは名声だけ  (T-T)

 

さぁ、CDショップにGO!